初めて山頂に辿り着いた時に
いつか息子にこの景色を見せてやりたいと思ったことが1年生になった今、
やっとこの時が来たと感じながら登って行きました。
予想以上に距離があり、腹痛を訴え出した息子。
お父さんは前日に痛み出した腰痛をロキソニンで抑えてました。
休み休みゆっくりと上を目指します。
七合目にやっと辿り着いた時、
息子は続けて高山病の症状を訴え始めます…
迷わず、
「よくここまで頑張った。この杖に焼印を押して貰ったら下山しよう」
犬飼クンに
「ここまで本当にありがとう。二人で降りるから、遠慮なく頂きまで登りきって来て」
『いやいや、僕も降りますよ。一緒に来たんだし』
「今年は今日しかないんだし行ってくれたらいいよ!待ってるし。」
去年、犬飼クンは友人と登り途中で諦めてリタイアしていた話も聞いてたし、2年前の最悪な状況の中で私と登りきったきり登頂出来ないのは余りにも酷であると思った。
犬飼クンの背中を眺め無事を祈り私は息子と下山することにした。
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